即 27歳美容

9月某日

 

仕事後に出撃。

この日は「死番コレクター」さん と合流し初コンビ。

彼は最近、「ザ・ゲーム」に影響を受け8月から活動を始められたようだ。

全く地蔵しないメンタルの強さ。逆三でのオープン率の高さ。

そして死番率の高さに定評があるという(自称)。

 

地蔵トークもほどほどに活動開始。

早くもコンビ連れ出し。

 

スト6とスト5のアパレル。

 

嫌な予感がした。

IOIがほとんど見られないからだ。

そう思ったのは店に入ってからだった。

こちらへの興味、というより無銭飲食が目的。

 

しまった。相手のことが全然見えていなかった。

本来連れ出す前に見極めるべきだ。

時間は限られている。

 

2杯目を頼もうとする死番コレクターさんを制止し、早々に放流。次だ。

*死番さんは2番ゲ(のちに死番)

 

5組ほど不発が続いた後、

スーツ姿の二人組を連れ出し。スト7(先輩子)とスト5(後輩子)。

職業は話したがらないがおそらく美容系だろう。仕事帰りに軽く飲んでいたとのこと。

死番さんのトークで和む。

しかし、翌日も仕事・彼女たちの家が遠いという理由で即は難しそう。

最後に連絡先を交換して準即の流れか。

 

違った。

LINE交換時の後輩子の距離が圧倒的に近いのだ。

 

全員が解散した後、二人で飲み直したい旨を後輩子にLINEで伝える。

了承。やっぱりだ。

隣の駅で合流し、和みを開始する。

 

二人になると彼女はとても饒舌だった。

実は仕事が大変で毎日辛いこと。

転職も考えていること。

今日は先輩子と仕事の愚痴をこぼしながら飲んでいたこと。 

 

「大変じゃない?」

「逆に大変じゃない?」

「頑張ってるね」

 

伝説の3つのリアクションサイクルを回し、

時には自分の意見も伝えることも忘れない。

 

ラポール構築完了。

 

頃合いを見て店を出る。

終電もなく、もはや何も工夫は要らなかった。

 

タクシーで自宅に移動し、真夜中に即。

疲労のせいか速攻で果てるリーマン。

 

 

翌朝彼女を駅まで送り届け、会社に向かった。

 

 

・コスト

飲食代(5,000円)+タクシー代(1,500円)=合計6,500円