<読書>冷たい飲み物はとるな

著者は中国の医師。

70歳ながら健康体そのもので、病気で仕事を休んだことがないという。

それは不調の原因になりそうなことを徹底的に排除しているからだ。

個人的に印象に残った3つを取り上げました。

 

1:冷たいものは取らない。

飲食店で出される冷水や氷が入ったお茶がもっとも良くないという。

理由は内臓を冷やすと働きが悪くなって免疫力が下がるから(詳しくは省略)。

中国では基本的に冷たいものは取らない上に、ビールすら常温で飲む。

著者は冷たい飲み物どころか、常温の飲み物すら取らないようだ。

 

確かにリーマンも飲食店で常に氷水が出てくることは昔から謎だった。

がぶ飲みできる常温の水でええやん、といつも思っていた。

 

 

とにかく、冷たい物をとるたびに免疫力は下がる。

少なくとも常温で飲むようにした方が、内臓に負担をかけない。

 

2:マスクの保温・保湿効果はすごい

風邪や花粉症対策としてマスクを使う人は多い。

しかしマスクの効用は「吸い込む空気の保温と保湿」が最も大きい。

鼻や喉の粘膜が乾燥するとウイルスが侵入しやすくなるので、空気の道を温かくして湿度を保つことは感染症予防になる。

マスクをつけることで、自分が吐く息により、次に吸う空気に温度と湿度を与えることができるのだ。

 

3:病気についてネットで調べない

現代はインターネットの普及で、誰もが簡単に病気の情報を調べられるが、

著者はこうした状況に危惧を抱いている。

なぜなら病気を患っている人が詳細な情報を得た時、より悪い状況に自分を当てはめてしまいがちなことが多いからだ。

精神的なストレスは本当に進行してしまうことがある。

そのため、「自分の病気について調べない方がいい」とアドバイスしているそうだ。

 

読んでて自分もこういうこと多いと思った。最悪を想定してしまう的な。

動じない強いメンタルが欲しい、というか病状とか調べてビビるのはやめましょう。

 

まとめ

・冷たいものは免疫力を下げる。できるだけ常温〜温かいものを飲んで内臓に負担をかけないように。

・マスクをつけて「予防」に努める。

・病は気から。気にしないことを心がけよう。